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zoom RSS リーマンショックとは何だったのでしょうか?

<<   作成日時 : 2016/05/31 12:13   >>

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今回の消費税増税の再延期は世界経済の失速

「リーマン前と似ている」ということが表向きの理由です。

それではリーマン・ショックとは何だったのでしょうか?

リーマン・ショックの前に何が起きていたのでしょうか?

丁度、リーマン・ショックの対応で陣頭指揮をとった

アメリカのガイトナー前財務長官の

『ガイトナー回顧録』日本経済新聞出版社刊を読みましたので

考えてみたいと思います。

リーマン・ショックとは

リーマン・ブラザーズというアメリカの大手投資銀行の破綻をきっかけに

始まった金融危機のことです。

アメリカで起こった出来事ですが、瞬く間に全世界に影響を及ぼし、

日本の経済も大失速しました。

以前、野村證券のフィナンシャルプランナーからみせてもらった図は忘れられません。

それはリーマン・ショックの影響が発生地のアメリカよりも

日本に大きな影響を与えている、

未だに日本だけリーマン・ショックの影響から脱し切れていないことを示すグラフでした。

ところで投資銀行というのは日本には存在しないそうです。

強いて日本で例えるならば證券会社に似ている、という解説をみた覚えがあります。

リーマン・ブラザーズが破綻した原因は

サブプライムローンというバブル経済でしか成り立ちえない

ローンに過度にリーマン・ブラザーズが依存していたためです。

その当時、アメリカでは不動産バブルが起きていました。

不動産は必ず上がる、と信じられていました。

その現象は日本のバブル経済に似ています。

不動産は必ず上がるとアメリカで信じられた結果、

本来、不動産を買える経済力ではない人が

これから買おうとする不動産を担保としたローンが開発、販売されました。

これがサブプライムローンです。

不動産が必ず上がることが前提のローンですから

不動産が上がらなくなれば成り立たなくなりました。

サブプライムローンで破綻したのはリーマン・ブラザーズだけではありません。

例えば、ベア・スターンズという投資銀行も破綻しています。

ベア・スターンズには公的資金が注入され、最終的には大手銀行により、救済されました。

リーマンブラザーズの破綻の後の話ですが

AIGという生命保険会社も破綻しましたが、救済されました。

ちなみにベア・スターンズは当時アメリカ第5位の投資銀行、

リーマン・ブラザーズは第4位でした。

AIGはアメリカ最大の保険会社でした。

ベア・スターンズは銀行によって、

AIGは実質国有化によって救済されましたが、

リーマン・ブラザーズは救済されませんでした。

救済するどころか、リーマン・ブラザーズに融資していた大手銀行を窮地に陥れました。

金融システムの危機、これがリーマン・ショックです。

時系列でみると、以下のとおりです。

ベア・スターンズという第5位の投資銀行が破綻し、これを救済しました。

しかし、この時、モラル・ハザード論がアメリカを支配するようになりました。

潰れるべき会社が潰れないということになれば

誰も会社を真剣に経営しようとは思わなくなる、という考え方です。

そのモラル・ハザードの考え方によって

リーマン・ブラザーズが潰れました。

その結果、銀行が経営危機に陥りました。

そして、AIGが経営危機に陥りました。

もし、AIGも潰れることになったら、それは銀行にとって致命傷になりかねません。

したがって、AIGは救済されました。

救済は銀行にその余力がありませんでしたので

アメリカ政府によって行われました。

その決断をしたのが、当時財務長官だったガイトナー氏

という立場で書かれているのが『ガイトナー回顧録』です。

もちろん、それは一つの見方であり、全く違う評価をしている人も少なくありません。

リーマン・ショックは、1929年に始まった世界恐慌よりも経済指標が悪いものもありました。

1929年の世界恐慌がやがて第二次世界大戦の遠因になったと学校で教わったと思います。

その世界恐慌やリーマン・ショックの前と同じ状況でしょうか。

ハブル崩壊という現象でいえば、

世界第二位の経済国である中国のバブルが弾ける危険がたしかにあるようです。

しかし、異なる状況もあります。

その最大の違いは世界恐慌、リーマン・ショックの発端になったアメリカ経済です。

近いうちにアメリカが金融危機に陥ることはありえません。

なぜなら、もし、そういう状況ならばアメリカが利上げを検討している訳がないからです。

リーマン前と似ているという意見は間違っている、と思う私の理由です。









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